かかり釣りには嘘が多い

かかり釣りには嘘が多い

初心者向け-チヌが釣れない理由

釣り場に行くとよくチヌが釣れないと言う
話を聞きます。
結構ベテラン風の人もおられ話を聞いてみ
るとそれじゃ釣れんわなと思うことがあり
ます。
私なりに初心者の方向けにいくつか参考に
なればと思うポイントをお話します。
10回釣行しチヌが釣れるのが2回程度か
それ以下なら釣り方が間違っています。
チヌ釣りは難しくありません。
（簡単とは言ってません）
高確率でチヌが釣れるのがかかり釣りです。

チヌのアタリは千差万別で微妙なものが多いと言う

こういう事を聞いたことがあると思います。
確かにそういうアタリもありますがそれを
信じるがあまり微妙なエサ取りのアタリ
ばかりあわせてしまっている。
私も昔は、そうでした。
魚にハリを呑まれるのが恥
魚の上唇のセンターにハリをかけないと
気がすまない時期がありました。
こういう考えは捨ててください。
チヌのアタリは小さくありません。
大きなアタリが出る前に合わせてしま
っているのです。
アタリは、取るものではなく出すものです。
どうすればあたりが出るかを考えることが
大事です。

チヌかかり釣りはあわせない釣り。

チヌはあわせなくても釣れます。
というよりあわせないほうがチヌは釣れます。
チヌのアタリがわからないあなたは
あわせない事
大きなあたりが出てもあわせない
穂先が海面に入って戻らなくなるまで穂先
を見ていてください。
ビデオでアタリを研究するのは無意味な
ことです。
なぜならチヌのアタリがわかっている人は
アタリに合わせて穂先でついて行っている
のでほとんどアタリはわかりません。
これを見て微妙なアタリを取っていると
錯覚しているのです。
あわせた方が釣った感があるだけです。
ただ競技で小チヌの数釣りする場合は
その限りではないと思います。
私は競技などしたことがないのでわかりま
せん。
チヌの釣れないあなたはまだ難しい
小チヌに手を出すべきではありません。
まずは、アタリがあってもあわさないで
ください。
アタリがあって反射的に体が動く癖が
ついていると思いますので竿に触らず
置き竿にしてください。

エサは何がいいか？

さなぎ、コーンを主体に使ってください。
オキアミなど柔らかいエサはまだ早いです。
飽きると思いますのでエサをローテー
ションしながら釣ってください。
冬場やエサ取りが全くいない時は使って
も良いと思います。

誘いは必要か？

今は、必要ありません。
できるだけ底に挿し餌が止まっている
状態をキープしてください。
動かさないこと（これが結構難しい）
アタリがあれば糸を緩める。
ボラがかかってくる時はボラの団子
アタリが穂先に出ないぐらい糸を
出してください。（これはハワセ状態）
かかり釣りの釣法には様々なものがあります。
落し込み-中切、遠投－広角、ブッコミ釣り、フカセ、ハワセ、定年
引き出しは徐々に増えていきます。
今はガン玉をつけて底を釣ってください。

団子について（集魚剤の必要性）

団子の役割は以下3点です

1、エサを底まで届ける。
（ときには、中層まで）
2、エサ取りからエサを守る。
3、団子からエサを出したいときにだす。

集魚剤は必要ありません。

釣り雑誌や釣り餌メーカーの言っている
ような集魚剤を入れてませんか？
団子の役割は上記３点です。
集魚と団子は切り離して考えてください。
糠と砂の団子でもチヌは釣れます。
パン粉と砂でも釣れます。
土でも釣れます。
集魚はアンコにアミエビやサナギなど
を入れれば済みます。
友人がよく団子が割れないなどと言って
いますがよく聞くと集魚剤を入れ
団子本来の性能を台無しにしています。
毎回同じ団子を使い上記3点ができれば
まずチヌは釣れます。
だってトップアスリートが言ってるもん
集魚剤は必要って！
トップアスリートはメーカーの飼い犬
ですから集魚剤はいらないとは
口が滑っても言いません。
できるだけコストを抑え釣行回数を増
やすほうが大事です。
YOUTUBEの視聴者分布を見ても35才
以下及び女性はほとんどいません。
金がかかりすぎるのです。
もっと手軽に楽しみましょう！

タックルについて

かかり釣り用のタックルなら何でもいいです。
高い竿やリールは必要ありません。
我流の自作竿でも十分釣れるのですか
ら市販の1万円～2万円程度の竿で十分です。
タックルで悩むのは無意味です。
高い道具を買うくらいならその金で釣場
に行ってください。
（そういう私は使い切れないほどの
タックルがころがってますが）
ラインは、安いフロロカーボン2号を
毎回新品で使ってください。
お金持ちの方は毎回ハイスペックな
ラインを新品で使ってください。
これが理想です
私は安いクレハのシーガーマイスターを
使っています。

最後に

上記を信じるかどうかはご自由に
そんなことはないと言った意見も受け付
けません。
これは30年間独学で身につけてきた考えです。
最初はチヌが釣れないことが何年もあり
ました。
つぎはボラばかり爆釣したこともありました。
タックルに悩んだ時期もありました。
集魚剤もしかり
まだまだ奥が深いチヌつりですので解
らないことも多いです。
一番いいのは私の様に遠回りせずクラブ
に入るなり上手な方と釣りをするのが
上達の近道と思います。
ただ嘘も多いので何事も鵜呑みにせず
考えながら釣る事が大事だと思います。